こんにちは、miuです!
「電子書籍に興味はあるけど、なかなか紙の本から移行できない…」
そんな声をよく耳にします。
今回の記事では
電子書籍のメリット・デメリットをズバリまとめました。
この記事は下記のような人におすすめです!
・電子書籍での読書がどんな感じか知りたい
・電子書籍のメリットとデメリットを比較したい
・実際に使ってみた感想が聞きたい
私もかつては電子書籍否定派でした。
ですが実際に使ってみると便利な部分も多いです。
この記事を読めば、電子書籍のメリット・デメリットがはっきりと理解できると思います。
そして、より充実した本との関わりを持っていただけたら嬉しいです!
そもそも電子書籍とは?
電子書籍とは、スマートフォンやタブレット、専用端末などのデジタルデバイスで購入、閲覧できる書籍です。
一般的には、電子書籍販売を行なっているサイトで購入し、ダウンロードして閲覧します。
購入方法
電子書籍の購入方法は、基本的に以下の3パターンになります。
購入方法
サブスク型
どのタイプを選ぶかは主に読書量で判断します。
買い切り型
実店舗と同様に1冊ずつ購入し、繰り返し読み返すことができます。
欲しい本だけピンポイントで購入するタイプになるので、
電子書籍を少し試してみたい方や月の読書量が多くない方は
自分のタイミングで購入できる買い切り型がおすすめです。
ポイント課金型
はじめに一定数のポイントを購入し、
そのポイントを利用してサービス内の本をダウンロードするタイプです。
購入するポイント数によって割引率が上がり、お得に購入できるサービスが多いです。
毎月の読書量に差がある方、漫画のまとめ買いなどには
お得に購入できるポイント課金型がおすすめです。
サブスク型
毎月一定の金額を支払い、サービス内の漫画や小説、雑誌などが読み放題になるタイプです。
有名なKindle Unlimitedをはじめ、漫画に特化したサービスなどもあり
毎月の読書量が多い方、普段読まないジャンルにも触れたい方には
何冊読んでも月額制のサブスク型がおすすめです。
電子書籍のメリット7つ
まずは私が考える電子書籍7つのメリットからご紹介します。
電子書籍を使用するか、紙の本を利用するかは
その人の生活パターンや、読書量によって大きく変わってきます。
メリットとデメリットを見比べて、
あなたにとってぴったりの読書スタイルを見つけてみてください!
7つのメリット
- いつでもどこでも自分の本棚を持ち歩ける
- 本の保管場所がいらない
- 発売してすぐに手に入れられる
- 拡大して細部まで読みこめる
- フォントサイズなどが変更できる
- 読み上げ機能
- 紙の本より安く手に入る場合がある
1.いつでもどこでも自分の本棚を持ち歩ける
電子書籍で購入した本は、いつでもどこでも読めるのが1番のメリット。
自分だけの本棚を
出張先や旅行、海外にだって持って行くことができます。
スマホやタブレット、電子書籍リーダーなど
自分のアカウントでログインした読書アプリが入って入れば
複数端末からアクセス可能です。
2.本の保管場所がいらない
本が大好きなみなさんにとって、大きな問題になるのが大切な本の置き場所。
気がつけばどんどん埋まる本棚。
引っ越しや模様替えの際には大量の本を運ぶ手間もかかります。
電子書籍ならすべての本がデバイス内にデジタル形式で保存されるため、
場所を取らず、どれだけ本を購入しても物理的なスペースを気にする必要がありません。
これにより、部屋をすっきりと保ちつつ、好きな本をいつでもどこでも楽しむことができます。
3.発売してすぐに手に入れられる
新刊の発売日に本屋へ行く時間がなくても、
ネットで購入した本が配達されるまでソワソワ待たなくても、
「読みたい!」と思ったらその場で購入・ダウンロードして読むことができます。
発売と同時に手元に届くのでタイムラグがなく、
深夜や早朝など、書店が閉まっている時間帯でも気にせず購入できるため、
いつでもどこでも好きな本をすぐに手に入れられるのは大きなメリットです。
4.拡大して細部まで読みこめる
電子書籍では、拡大機能を使って細かい部分まで読み込むことができます。
特に、漫画や写真集など
紙の本では文字が小さすぎて読みづらい場合や、イラストや図表の細かい部分が見にくい場合がありますが
電子書籍なら画面を簡単に拡大することができ、自分の好みに合わせて文字サイズやレイアウトを調整することが可能です。
視力が弱い方や、細かい図や写真をじっくり確認したい場合にも非常に便利です。
5.フォントサイズなどが変更できる
電子書籍では、フォントサイズの拡大やレイアウトの変更が自由にできます。
紙の本では、当たり前ですがフォントサイズやレイアウトは固定されており、
特に文字が小さくて読みづらい場合には読むのに苦労することがあります。
しかし、電子書籍では、簡単な操作でフォントサイズを自分好みに調整できるため、
視力に合わせて快適に読むことができます。
また、レイアウトもデバイスに合わせて変更でき、
スマートフォンやタブレット、専用の電子書籍リーダーなど、どんな画面サイズでも読みやすいようにカスタマイズ可能です。
この柔軟性により、読書体験が向上し、長時間の読書でも疲れにくくなるという利点があります。
6.読み上げ機能
電子書籍の中には、読み上げ機能が標準で備わっているものがあります。
この読み上げ機能を使えば、
視力が弱い方や、手が塞がっている家事の最中、目を休ませたい時にも読書を楽しむことが可能になります。
7.紙の本より安く手に入る場合がある
AmazonのKindleで「エッセンシャル思考」を購入した場合、
単行本(ソフトカバー)→1,760円
Kindle→1,584円
となっています。(2024/10時点)
他にも定期的にセールやキャンペーンなどで、紙の本では考えられないほどの大幅な値引きがされることもあります。
予算を抑えつつ、多くの本を気軽に購入できるという点においても
電子書籍は非常に魅力的です。
電子書籍のデメリット7つ
電子書籍には、多くの便利なメリットがありますが、
紙の本とは異なる点があり、使い方や好みによっては不便さを感じることもあるでしょう。
ここからは私が電子書籍のデメリットだと思う部分を紹介していきます。
実際に利用してみて感じるかもしれないデメリットについても、よりバランスの取れた視点から考察してみたいと思います。
7つのデメリット
- 眼精疲労
- 端末のバッテリーに依存する
- 記憶の定着率が低い
- 中古という概念がない
- サービス終了のリスク
- 貸し借りができない
- 紙の質感・重さが感じられない
1.眼精疲労
電子書籍は、スマートフォンやタブレット、専用のリーダーなどのデジタル端末で読むため、
長時間画面を見続けることで目に負担がかかります。
特に、バックライトが強い画面やブルーライトを発するデバイスを使用すると、目が疲れやすくなり、
ドライアイや頭痛を引き起こすこともあります。
これに対し、紙の本は自然光や照明のもとで読みやすく、目に優しいため、
長時間の読書でも眼精疲労を感じにくい傾向があります。
また、電子書籍を読む際は、頻繁にデバイスを操作することで姿勢が悪くなり、さらなる疲労を招くこともあります。
電子書籍の利便性を考慮しつつも、目の健康に配慮しながら適度に休憩をとることが大切です。
2.端末のバッテリーに依存する
電子書籍はスマートフォンやタブレット、電子書籍リーダーなどのデジタル端末で読むため、
バッテリーが切れてしまうと読書が中断されてしまいます。
特に長時間の移動中や、電源の確保が難しい場所での読書では、充電の問題は深刻です。
紙の本は電力を必要としないため、いつでもどこでも好きなときに読める安心感があります。
また、バッテリーの残量を気にしながら読むことで、集中力が途切れることもあり得ます。
さらに、バッテリーの劣化や端末の故障も考慮する必要があり、
紙の本に比べて電子書籍はこの点で使い勝手がやや落ちると言えます。
3.記憶の定着率が低い
紙の本での読書に比べて、デジタル端末で読む場合、
内容の記憶や理解が薄れやすいことが研究されてきています。
紙の本では、ページの厚みや位置、視覚的な配置など、物理的な要素が記憶の助けになる一方、
電子書籍ではこうした感覚的なサポートが乏しく、内容が頭に残りにくいと感じることが多いです。
また、電子書籍はスクロールやページめくりがスムーズすぎて、情報が流れるように感じられ、
内容を十分に噛みしめる前に次に進んでしまうことがあります。
さらに、端末の通知や他のアプリの誘惑などが集中力を削ぎ、読書中の没入感が薄れやすいことも、記憶の定着に影響します。
このため、学習や深く考えながら読みたい場合には、紙の本のほうが適している場合があります。
4.中古という概念がない
紙の本では、読み終わった後に中古書店で売ったり、友人に譲ったりして有効活用することができますよね。
ですが、電子書籍の場合『中古』という概念が無く、
購入後に転売したり他の人に貸し出したりすることができません。
また、紙の本の場合は中古市場が活発で、安く手に入れることができるため、コストを抑えつつ読書を楽しむことが可能ですが、
電子書籍にはそのような選択肢がなく、新品価格で購入する必要があります。
5.サービス終了のリスク
電子書籍はプラットフォーム上に依存しているのが大きなデメリット。
そのサービスが終了したり変更された場合、購入した本にアクセスできなくなる可能性があります。
特に、特定の電子書籍ストアやアプリに依存している場合、
その会社が事業を停止したり、対応デバイスが変わると、購入した書籍が読めなくなることがあります。
これは、長期的に大切に保管しておきたい書籍や、繰り返し読みたい本を購入する際に不安要素となります。
6.貸し借りができない
電子書籍のデメリットの一つとして、紙の本のように簡単に貸し借りができない点があげられます。
紙の本であれば、読み終わった後に家族や友人に貸して感想を共有したり、
逆に他人から本を借りて楽しむことができますが、電子書籍ではこれが難しくなります。
家族や友人と気軽に本を貸し借りできる紙の本に比べ、電子書籍はこの点で交流の幅が狭まると感じる人もいるでしょう。
こうした制限は、物理的な本に比べて電子書籍がコミュニケーションのツールとしての役割を果たしにくい点といえます。
7.紙の手触り、重さが感じられない
紙の本が持つ手触りや重さといった物理的な感覚を感じられないのも、
電子書籍が受け入れられない大きな要因ではないでしょうか。
紙の本を読む際には、ページをめくる感覚や、紙の質感、インクの匂い、そして本の重さなど、
五感を使った体験が伴います。
これらの感覚は、読書において特有の「本を読む楽しさ」を感じさせてくれる要素であり、
特に読書が好きな人にとっては重要な部分です。
一方、電子書籍はデジタルデバイスを通じて読むため、紙を手に取る感覚がなく、
ページをめくる喜びや、読書を進める実感を得にくいことがあります。
また、紙の本の重さは内容のボリュームを直感的に感じさせる一方、
電子書籍ではすべて同じデバイスに収まってしまい、
そうした感覚が薄れてしまいます。
このため、紙の本ならではの読書体験を大切にする人にとって、電子書籍は物足りなく感じることがあります。
電子書籍に関するよくある質問
電子書籍のメリット・デメリットをご理解いただいた上で
じゃあ実際に買ってみよう!と思ったときによくいただくご質問にお答えします。
どのサイトで購入すればいいの?
電子書籍をどのサイトで購入するかは、以下のポイントを押さえると選びやすくなります。
ポイント
アカウント管理やバックアップの仕組み
利用するデバイスとの互換性
まず、利用するデバイスとの互換性を確認しましょう。
スマートフォンやタブレット、専用の電子書籍リーダーなど、自分の使用するデバイスで問題なく読めるかが重要です。
たとえば、Amazon Kindleや楽天Koboは専用のリーダーが存在しますが、この2種類に互換性はありません。
もしお手元にどちらかのリーダーがある場合、
端末に合わせて利用するサービスを選ぶ必要があります。
書籍の品揃え
次に、書籍の品揃えをチェックしましょう。
サイトによって取扱書籍が異なる場合があるので、自分が読みたい本が豊富に揃っているか確認することが大切です。
また、セールやキャンペーン、定期的な割引が多いサイトもありますので、価格面のメリットも見逃せません。
自分がどんな本を読みたいのか、定期的なセールがあるサイトなのかをチェックしましょう。
複数デバイスでのログイン管理
スマートフォン、タブレット、パソコンなど、さまざまなデバイスで読書を楽しみたい場合、
複数端末で簡単にアクセスできる電子書籍サイトを選ぶと便利です。
また、デバイス間でスムーズに同期できる操作性も大切です。
例えば、読んでいるページの自動同期など、異なる端末間でもスムーズに引き継ぎができれば
自宅や移動中、旅行先などシーンに合わせて快適に読書が進められます。
サービスによって、
同一アカウントでのデバイスの最大接続数が違ったり、
1冊の本を同時に閲覧できる数に制限がある場合もありますので、確認しておきましょう。
電子書籍をお得に購入する方法はある?
電子書籍は、定期的にセールやポイント還元が実施されるため、お得に本を購入できるチャンスが多くあります。
特に大型セールでは人気作品やベストセラーが割引価格で手に入り、
ポイント還元を活用すればさらに次の購入が割安になります。
予算を抑えながら多くの本を楽しむことができるため、コスパが良いのも電子書籍の魅力です。
電子書籍がおすすめな人・紙の本がおすすめな人
最後に電子書籍と紙の本、それぞれどんな人におすすめなのか、
具体的な特徴をご紹介します。
読書スタイルやライフスタイルによって、どちらが適しているかは異なりますので
それぞれのメリットとデメリットを理解し、自分に合った読書方法を見つけましょう。
電子書籍がおすすめな人
・外出先や移動中にも手軽に読書を楽しみたい方
・場所を取らずに本を管理したい方
・気になった本をすぐに読みたい方
・紙の本の字が小さくて読みづらい方
・コスパ良く読書を楽しみたい方
紙の本がおすすめな人
・紙の質感を楽しみたい方
・本をコレクションしたい方
・目の疲れが気になるかた
・貸し借りをする方
おすすめは紙と電子の使い分け
ここまで色々とメリット・デメリットを挙げてきましたが、
ここまで読んでいただいたあなたはきっと本が、読書が、大好きなはず。
でもまだ踏み切れない…
そんな方は『紙と電子の二刀流!』を強くオススメします!
かくいう私も、完全に電子に切り替えた訳ではなく
いまだに紙の本も読みますし、
本屋さんも布団を敷いて住み着きたいくらい大好きなので通っています。
わたしの中での紙と電子の使い分けはこんな感じ。
紙の本
シリーズもので、本棚にコレクションしたい本
図や挿絵などが多く、ページ全体で内容を把握したい本
なかなか入手しにくい本(古書、輸入本など)
電子書籍
漫画
ビジネス書など、情報が入手できれば良いと思える本
雑誌・週刊誌
欲しい本を電子で買うのか、紙で買うのかは
私のようにジャンルで分ける人もいれば、読む頻度や思い入れのある本だけ紙で残す、という方もいます。
ビジネス書なんかは、「他の人に貸したいから紙の本で」という方も多いです。
色々な電子書籍に触れてみると、
「これは電子だと読みにくいな」とか
「意外と電子でも問題なかった!」など体感で分かれ目が見えてくると思います。
自分の中での紙と電子のバランスが取れてくると
より充実した読書ライフが送れるかと思います。
まとめ
この記事では、
電子書籍のメリット・デメリットを7つずつご紹介しました。
あくまでも私が思うメリット・デメリットなので
他にもたくさんいいところ・改善してほしいところがあると思います。
電子書籍の中には無料で読める本もあります。
電子書籍の読書に抵抗がある方は、
まずは「電子書籍 無料」などのキーワードで検索してみるのもオススメです。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!